2013/05/16

太藺(フトイ)、ショウブ、ナデシコ: Softstem Bulrush, Sweet Flag, Dianthus



【太藺(フトイ)、ショウブ: Softstem Bulrush, Sweet Flag】




【ナデシコ: Dianthus】
今週は初夏を感じる涼しげなフトイと5月らしいショウブが花材に入ってました。他にナデシコやミリオン(?)という下草が入っていたのですが、お稽古ではあえて植物の個性を生かすよう分けていけました。

フトイとショウブはまるで抽象画でも描くように感覚だけを頼りに縦の線の間隔を決めていけました。とっても楽しい作業でした。今思えば根〆に何かあればもっと存在感が出せたのかもしれませんね。

ナデシコは、できるだけ自然にやさしい感じを出すようにいけました。

次の朝起きて庭に置いていた花材を見ると最近は暖かいし明るいのでショウブがすっかり開いてしまい、まったく別の姿になってました。(汗)ということで、思い切ってうちではお稽古とは違うイメージでもっといろいろ足していけてみることにしました。まあ、悪くないけど、よくもないなぁ、、、という感じ。もうちょっと似合う花器があったかもね。

やっぱりうちでは気が緩んでて、もっさい感じになっちゃうのかしらん。






























































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2013/05/10

河井寛次郎記念館:Kawai Kanjiro's House











 






















 昨日京都国立博物館に行って、『狩野山楽・山雪』展を見てきました。そのすぐ北側にある『河井寛次郎記念館』にも以前から行ってみたかったので立ち寄ってきました。

やっぱり期待どおりとてもいい博物館で写真もたくさん撮ってしまいました。(受け付けに届け出てください。)Flickrにちょっとした説明とともに全部の写真を載せているのでぜひ見てください。

とにかくここに入ると風が気持ちよくて、日向と日影がうまく使われた美しい住空間でした。入場料はかかりますが、何度でも訪れたい場所だなと思いました。お座敷には裸足で上がるのですが、昨日は夏日だったので足の裏に触れる畳が心地よかったです。なんかものすごくリラックスできる空間なんですよねー。思わず昼寝したくなるような。あそこで昼寝するのは極楽ですよ、きっと。

中庭を通って窯のある方に向かう途中に、藤棚があり、それがちょうど満開を迎えていて空間を演出していました。なんというのかこの家は大きすぎず、小さすぎずこじんまりとして肌にぴったりあうような家でした。皆さんぜひぜひ一度訪れてください。

Hi, I have been to Kyoto yesterday to see "Kano Sanraku and Sansetsu" at Kyoto National Museum. I have also been to "Kawai Kanjiro's House" near by, which I always wanted to go.

If you love Bernard Reach's pottery you may hard his name once or twice. Kawai Kanjiro lived same era as Reach as a potter and sculpture who later specialised in Folk art. The house contains range of Mingei arts, but I was more enjoying the house he designed. This season, you can enjoy the beautiful air through the house as well as currently blossoming Wisteria trellis in a cozy garden. I strongly recommend you to visit this house when you are in Japan.


Address : 569 Kanei-cho, Higashioji Nishiiru, Shibuya-dori, Higashiyama-ku, Kyoto City
Telephone : 075-561-3585
Closed : Mondays (the following day if this falls on a holiday)
Business Hours : 10:00am - 5:00pm
Access : Keihan Shimizu Line to "Gojo Station".Kyoto City Bus to "Umamachi".
Fee : General: 900 yen, University and Senior High School Students: 500 yen, Elementary/Junior High School Students: 300 yen











2013/05/09

雲南そけいとカーネーション: Italian Jasmin and Carnation

【雲南そけい、カーネーション: Italian Jasmin, Carnation】


ゴールデンウィーク明けは夏っぽく新緑にピンクと黄色!

Let's colour summer after the Sakura season!


2013/04/25

ばらの季節: Roses are soon in season



【ばら: Rose】


もう四月も終わりですね。何となく世の中は行楽シーズン直前で浮足立った感じがしますが、そんなホンワカ陽気に似合うこれまたほんわかしたピンクのバラが今回の花材でした。
これに合わせて入っていたのがななんと極楽鳥花(=ストレリチア)とタニワタリだったので、さすがにこれは個性が違いすぎて合わせられないので分けていけることにしました。

このばらのデザインのポイントは花器の色が濃いところと薄いところの色のバランス。花器に一筋の濃い部分が入っているので、上のバラと緑の草が落ち着いて見られます。この写真でも指でこの濃い部分を隠して見たらわかると思います。濃い部分がないとそれはそれは安定感がないでしょ。なんか上だけ飛んで行ってしまいそう。(笑)



ストレリチア、タニワタリ: Bird of paradise
flower, Asplenium antiquum 




2013/04/22

NHK日曜美術館:2013年4月21日放送 東北に届け 生命の美 ~アメリカ人コレクター 復興への願い~ について。

昨日の日曜美術館で日本画コレクターのジョー・プライスさんが出演されていました。
被災地の復興支援を目的とした東北での展覧会企画
番組で紹介された作品の数々からプライスさんの寛大な心が現れるようでした。
また、番組の演出によって普段会場では見れない江戸時代の夜の室内の光が再現され、金屏風の別の美しさを見ることができ、とても心に残る回でした。

プライスさんは特に美術を学んでいたわけではありませんが、まだ若冲が世に知られていないころにその審美眼で若冲の素晴らしさを発見し、世に知らしめました。
私は何よりもこの番組を通してプライスさんがどうやって美しいものを見極めることができるのか、とても知りたくなりました。
番組の終わりにプライスさんが述べられた言葉の中にその答えがあったように思いました。

― 「絵を見るとき、最初に確認するのは不必要な筆使いがないかどうか。絵師たちは余計なものを取り除き対象の本質だけを残そうとします。それが花であろうと、動物や木であろうと、私はこうした日本画の要素をこよなく愛しています。限りなくシンプルでありながら描いてあるものより多くのものを感じさせてくれます。
絵に描かれた自然は自然そのものよりもはるかに美しいので本当にこんな自然が存在するのか信じられないほどです。だからこそ日本画に魅せられているのです。」―

いけばなも日本画と同様、美を追求する芸術であり、この言葉はこれからいけばなを作成していく中でとても参考になる言葉だと思いました。


Amazon.co.jp 若冲になったアメリカ人 ジョー・D・プライス物語

上記のコメントの後、プライスさんが紹介していた被災者から聞いた「色についてのコメント」も非常に感慨深いものがありましたので、まだ見ておられない方は28日の再放送をぜひご覧ください。